製紙メーカー APP > 環境・社会への取り組み(CSR) > CSRニュース > APP、2020年ビジョンでカーボン・コンサベーションと提携

APP、2020年ビジョンでカーボン・コンサベーションと提携

持続可能な紙パルプ生産の世界的リーダーへ向けたロードマップ


APPは、インドネシアにおける事業での持続可能性の原則、目標そしてプログラム実行へのロードマップとなる2020年ビジョンを作成するために、環境と持続可能性のコンサルティング会社であるカーボン・コンサベーションとの提携を拡大することを発表しました。

2020年ビジョンは、APPが持続可能性プログラムとその実践において直接的および間接的な影響力を持つ3つの領域での業務を評価するものです。これらの領域は、APP製造業務、サプライチェーン、そして間接的に関わる非独占的サプライヤーから構成され、事業活動及びサプライチェーン内での管理と影響力に基づいています。2020年ビジョンのロードマップは、インドネシアの紙パルプ産業、そして林業に不可欠な重要な問題を広く網羅し、APPが持続可能な紙パルプ生産の世界的リーダーになるという目的を達成するための方向性を明示します。

APPはカンパル炭素貯蔵保護地区の開発における経験に基づいて、2020年ビジョンのパートナーとして森林を中心としたカーボンオフセット商業化の先駆者であるカーボン・コンサベーションを選びました。カーボン・コンサベーションの共同設立者およびCEOであるDorjee Sun氏は、同団体がAPPの事業を評価することに加え、世界中の企業の中からAPPプログラムの原型や基準を作る上で参考となるであろう最高の事例を見出して行くと述べました。また、カーボン・コンサベーションは、第三者の専門家とも協力し、ロードマップの要素の検証をはじめ、将来的には助言及びAPPと提携してプログラムを実施して行く可能性もあります。

APPの持続可能性担当役員であるアイダ・グリーンベリーは次のように述べています。
「紙パルプはすでに、多くの環境的、経済的、社会的問題に影響される、非常に複雑な産業です。さらに、APPグループの規模や、インドネシアのように急速に工業化し、変化しつつある国では、明確に定義されたロードマップを持つことの重要性は明らかです。カーボン・コンサベーションは、APPがインドネシアで直面している社会的、経済的な特有の課題の中で、持続可能なプログラムを開発する際に維持しなければならないデリケートなバランスを理解しています。
「APPは組織のあらゆる側面において、世界基準の持続可能性の原則を適用するために努力していることを大きな誇りに感じています。しかし持続可能な紙パルプ生産で真の世界的リーダーとなるためには、ビジネスのあらゆる面での改善を日々模索し続ける必要があります。2020年ビジョンは、私たちが持続可能性プログラムの継続的な改善を行っていくためのロードマップであり、正しい道からそれない指針となることでしょう」


  • ※上記はWeb掲載用に一部要約しております。完全な文章はこちらよりご覧ください。



PAGETOP