SDGsの実現に貢献するインドネシアの森の畑で生まれたコピー用紙

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地球の緑の豊かさを守ること。私たちの責任の重さを感じ、コピー用紙のパッケージをリニューアルしました。

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これまでも、当社コピー用紙は再生紙を除き全て「植林木100%コピー用紙」として販売してきましたが、私たちの商品をお使いいただくことで、ユーザーである皆さんと、メーカーである私たちがどれだけ地球環境問題に関わっているのか、ということをよく知ってもらいたいと思い、パッケージをリニューアルしました。 新しいパッケージではわずか6年のサイクルで収穫できる植林木を使うことで、自然林を切らずに紙が作れることをうたい、その他の当社の環境取組みについての説明も載せています。

商品名 ペーパーラインコピーペーパー -6年目の収穫―
サイズ A4/A3/B4/B5
白色度 93%(高白色)
坪量 68gsm
梱包形態 A4 2,500枚(500枚x5冊)
A3 1,500枚(500枚x3冊)
B4 2,500枚(500枚x5冊)
B5 2,500枚(500枚x5冊)

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森を守りながら紙を作り続けること。私たちの2013年からの約束です。

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このコピー用紙はアカシアとユーカリの植林木100%を使用して作りました。国際森林認証(PEFC)を取得している環境配慮型商品です。インドネシアの豊かな太陽の恵みと当社の研究開発により、植林して5−6年で原料を供給できる収穫サイクルを実現しました。 経済発展を目指すインドネシアにおいて、当社の進める植林が環境NGOの批判を浴びることもありましたが、2013年2月5日に自然林を一切切らずに植林木だけで紙を作る「森林保護方針」を発表。それ以降、自然の森を守り続けながら「森の畑」で取れた材料だけで紙を作り続けています。

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地域社会と助け合うこと。森林保護の脅威は現地の貧困でした。

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このコピー用紙が誕生するためには、無事にインドネシアの森林が保護され続けなくてはなりません。インドネシアの木材合法性保障システムや、PEFC森林認証の承認のもとに供給される木材地域社会は重要な役割を担っています。
一方、貧しい地域住民による違法伐採や不法侵入、焼き畑農業の延焼による森林火災は、森林保護の脅威です。
そのための地域住民が代替生計手段を取得できるように支援する総合森林農業システム(Integrated Forestry and Farming System/IFFS)を私たちは2015年から取り組みはじめました。
アグロフォレストリーの概念に基づく、園芸、漁業、牧畜、果物や野菜の栽培が、人々の安心安全の日々の生活へ。代わりに、地域住民の皆さんには森林パトロールをしてもらうことで、違法伐採や森林火災を防いでもらっています。
一枚のコピー用紙が、土地紛争の回避や解決の一助につながるプロジェクトへ。私たちは、地域の方々と一緒になってインドネシアの森を守っていきます。

<総合森林農業システム 参考データ2018年12月時点>
実施されている村落数 284村落
恩恵を受けている世帯数 16,807世帯
支援している女性グループ 64グループ
投資額 419億インドネシアルピア

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インドネシアの森林景観を守るために。保全と再生の方法を考え抜きました。

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このコピー用紙は、インドネシアの貴重な森林景観の保全と再生を支援する約束のもとに誕生しました。
熱帯雨林の再生、野生生物の保護、泥炭地の復元、地域コミュニティの支援を行う<ベランターラ基金>への支援と連動しています。
森を守るためには、経済発展、地域住民の生活向上、環境保護のバランスが極めて重要であることを私たちは学びました。
地域コミュニティや市民団体、政府、企業と共に。今後の保全活動のさらなる発展に向けて、ステークホルダーの皆様と共に注力してまいります。

<ベランターラ基金 参考データ>
URL https://belantara.or.id/
設立年 2015年
APPの拠出金額 5,000万USドル(2015-2020年にかけて)
環境保全指定した国立公園や保護区など 19か所
計画している森林再生面積 7,581ha
計画している森林保護面積 589,971ha
計画している地域共有林保全面積 70,249ha
保全区域に生息する絶滅危惧種 213種

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Think Globally, Act Locally. 国連ミレニアム開発目標(MDGs)から持続可能な開発目標(SDGs)へ取り組みを進めています。

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このコピー用紙は、2008年から国連ミレニアム開発目標(MDGs)への取り組みの中で育まれてきました。
そして、ミレニアム開発目標が2015年に終了した後にも継続した取り組みの中で開発し続けられたものです。
それは、2015年9月より持続可能開発目標(Sustainable Development Goals)の枠組みに沿った年次CSR計画に沿ったプロセスでした。
私たちは国連グローバルコンパクトのメンバーとして、国家レベルでのSDGsの実現に向けて活動を約束しています。
私たちは森林保護方針の実施計画を通じて、SDGs17項目のうち、関連する14の目標に取り組んでいます。

当社のSDGsに至る取組みの歩み
2008年 APPはインドネシア・グローバル・コンパクト・ネットワーク(IGCN)に紙パ業界初の会員として登録。
2011年 APPは2011年にグローバル・コンパクトCEOウォーター・マンデートに誓約。インドネシア・ウォーター・マンデート・ワーキンググループの座長に選出される。
2014年 国連気候変動サミットで森林に関するニューヨーク宣言に紙パルプ業界では唯一参加して署名。
2016年 Climate Week NYCに伴って開催された国連民間セクターフォーラムにおいて、APPの森林保護方針がSDGs目標15「陸の豊かさも守ろう」の代表事例として取り上げられた。
2018年 グローバル・コンパクトのインドネシア・ネットワークにより、APPとインドネシアの化粧品大手マーサ・ティラー・グループ(MTG)がパートナーシップを組んで、森林コミュニティの女性1,000人を支援することが発表される。

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