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印刷用紙のPEFC認証製品への切り替えを開始します!

【2020年12月21日】――エイピーピー・ジャパン株式会社(本社:東京、代表取締役社長:日暮格 以下、エイピーピー・ジャパン)は、コピー用紙、産業用紙、色上質紙に続き、印刷用紙のPEFC認証製品への切り替えを開始いたします。これまでも、ご注文に応じてPEFC認証をを受けた印刷用紙を一部のお客様にお届けしてきましたが、2021年2月入庫分から順次、当社の主要印刷用紙の全量をPEFC認証製品へと切り替えてまいります。これによって当社は、情報用紙、印刷用紙、産業用紙、色上質紙の4つの製品カテゴリーでPEFC認証製品をお届けできるようになります。

PEFC認証とは、「環境と森林を保護しつつ、同時に産業を繁栄させること」を目的に発足した世界最大の森林認証システムであり、「森林管理 (FM:Forest Management)認証」と「加工・流通過程管理(CoC:Chain of Custody)認証」というふたつの第三者認証プロセスを通じ、製品の持続可能性を保証する制度です。
「森林管理認証」の段階では、厳格な第三者審査を経て、木材を産出する森林で適切な管理が行われていることが確認されます。その後の「CoC認証」の段階では、森林から最終製品まで木材原料の足跡を辿ることで、最終製品に使用されている木材原料がPEFC認証林に由来していることが保証されます。
持続可能な森林管理だけでなく、水源涵養や森林地域に住む住民の権利保護も規定に含むなど、PEFC認証は国連の提唱するSDGs(持続可能な開発目標)とも親和性の高い制度です。

APPグループはインドネシアと中国で広大な植林地を管理していますが、そうした植林地のうち、インドネシアでは92%、中国では92%がPEFCの「森林管理認証」を取得しています(2020年末現在)。
APPジャパンは2009年3月にPEFC-CoC認証を取得。大手事務用品通信販売企業のプライベートブランドとして、インドネシア製PEFC認証コピー用紙の販売を2016年3月下旬より開始したほか、2017年12月から自社ブランドのコピー用紙をPEFC認証製品に切り替え、その後も、産業用紙や色上質紙へとPEFC認証製品の取り扱いを拡大してきました。

現在、地球温暖化は世界の最重要課題のひとつであり、温室効果ガスを吸収する森林の保護は、地球温暖化の抑制に不可欠です。紙製品の生産においても、「責任ある調達」を行い、適切な管理が行われている森林で産出された木材原料で製品をつくることが重要となります。

APPグループはPEFC認証製品の提供を通じ、今後日本でますます求められる「責任ある調達」を推進してまいります。

詳細については下記をご参照ください。

■対象製品
主要印刷用紙(全坪量)

■時期
2021年2月入庫分より、PEFC認証製品に順次切り替え

■その他特記事項
・PEFC認証製品への切り替えによる品質・規格の変更はありません。
・インデントオーダーにてご購入頂いているお客様については、弊社担当営業より詳細を案内させていただきます。

なお、工場及び流通段階での在庫状況により、出荷に際して現行品とPEFC認証製品が混在することがございます。ご不便・ご迷惑をおかけすることと存じますが、ご理解・ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。

PEFC-PRO-3
<PEFCについて>
1999年に設立されたPEFCは、国際標準化機構ISO(認証)方式に沿って、独立した第三者認証を通じて持続可能な森林管理(SFM: Sustainable Forest Management)の推進に尽力している国際的な非営利および非政府組織です。林業における優れた慣行を促進し、森林の木材および非木材製品が最高水準の環境・社会・経済基準に準じて供給されていることを保証するため、森林のサプライチェーン全体を通じた取り組みを推進しています。
SGEC・PEFCJ APAN: https://sgec-eco.org/



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