製紙メーカー APP > 環境・社会への取り組み(CSR) > CSRニュース > ウィラ・カリヤ・サクティ(WKS)社の伐採権保有地において発生した違法行為について

【2021年11月8日】アジア・パルプ・アンド・ペーパー(APP)シナルマスは当社の森林保護方針に基づき、植林から収穫までの一連の事業活動に適用される国内法及び慣習法により正当と認められた土地の権利を尊重しています。

2021年10月19日、WKS社は自社が管理権限を持つ土地での違法伐採を関係当局に報告しました。この違法行為は2名によって行われ、2020年5月に第8区キリス地区(プロット番号 KLS0031602)に植えられたユーカリの木が13.9ヘクタールにわたって切り倒されました。現場はWKS社が伐採権を保有する産業植林地(HTI)です。

更に、複数の人々によって土地が占拠されましたが、これらの人々は全て他州からの移住者であり、身分証の確認により地域住民ではないことが明らかになっています。

このような移住者は、しばしばスカト・ジャヤ農業従事者グループにより労働者として雇われています。

また、WKS社が油ヤシ植林用の伐採権保有地(HGU)に所在するとの一部報道は事実ではありません。WKS社はSK346/林業大臣令―I/2004による許可のもと、HGUではなく、産業植林用の伐採権保有地で事業を行っています。

事業活動を行うにあたり、APPは適用されるすべての法規を順守しています。また、地域コミュニティとの間で土地紛争が発生した場合にも友好的に解決できるように、対話と仲介を促進すべく取り組んでいます。

APPは地域の発展と活性化を推進するため、今後もジャンビ州において林業パートナーシップ計画と林業開発プログラムを継続して支援してまいります。

本件は現在、テボ地区警察によって調査されており、当社は当局による全ての調査プロセスに協力いたします。



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