製紙メーカー APP > 環境・社会(CSR)への取り組み > 植林事業 / 原料調達

環境・社会(CSR)への取り組み

植林事業/原料調達

植林木100%を原料とする紙づくり
APPグループは新しいビジネスモデルの構築に挑んでいます。

インドネシアと中国に世界最大級の植林地を持つAPPグループは、持続可能な植林木を原料とする紙生産体制に移行し、自然林に依存しない資源循環型経営の実現を目指しています。日本市場で高いシェアを持つコピー用紙などの製品を植林木100%の製品に切り替えることで、森と紙のサイクルを理想の形に近づけたいと考えています。

植林のサイクル
6年ごとに収穫し1~2ヶ月以内に再植林します

「APPグループの植林事業」

APPグループ全体の植林面積は、インドネシアと中国で合計約140万haになります。これは東京都の約6倍強に相当する広さで、「世界最大級の植林規模」。この植林地を用いてAPPは原料となる木材の調達を持続可能としています。
私たちは、自然林を伐採することなく、植林地からの持続可能な植林木をベースとして事業を成長させて行きます。

植林のサイクル

インドネシアのアカシア、ユーカリの植林木は約6年周期で植林、収穫のサイクルを繰り返し、毎年一定量の収穫が得られるため、私たちは「森のサイクル」と呼んでいます。
成長の早い若木はその成長過程で大量のCO2を吸収するため、温室効果ガスの抑制に貢献しています。

TOPIC

APPの植林は、自社の研究開発室のビーカーで苗を培養するところから始まります。培養された苗木は、屋外の苗床に移され、インドネシアの日差しを浴びて短期間に数十センチに成長します。成長し苗木は1ヘクタールに1666本という正確な比率で植林され、育っていきます。

植林事業/原料調達

木材原料の合法性

APPは当社の掲げる原料調達方針に従って、合法的且つ持続可能に管理された森林に由来する木材原料のみの購入をコミットしています。
APPインドネシアとその木材供給会社は、インドネシア共和国政府の法律、森林規制を順守し、合法的な森林ライセンスを基に持続可能な植林開発事業を展開しています。APPは違法に取得された木材が工場で使用されないよう、森林(植林地)から工場に至るまでのトレーサビリティを明確にするシステムを採用しています。
このシステムの完全性を維持するため、国際的な独立第三者機関による監査が毎年実施されています。また、当社は、インドネシアの規制や、PEFC、LEI、SGSの原料合法性及びトレーサビリティ検証-原料供給源検証などの要件に沿った加工・流通管理過程プログラムを維持しています。


PAGETOP